国金の融資手続4STEP
融資制度の手続き自体は、複雑そうですが、順を追って理解すれば大丈夫です。
もちろん他人から数百万円のお金を借りるのですから、色々な資料を要求されたり面談で受け答えをしなければいけませんので、決して簡単ではありません。
具体的に、国民生活金融公庫(国金)の融資制度の手続きを説明しましょう。
大まかな手続の流れは、下図のようになります。

@申込&受付
借入申込書に必要な事項を記入し、登記簿謄本など必要な書類を提出します。
なお、国民生活金融公庫から融資を受けるために必要となる書類は以下のとおりです。
●個人事業者の場合
1.借入申込書
2.最新2期分の確定申告書・決算書
3.見積書(設備資金を申し込む場合)
4.不動産の登記簿謄本(不動産担保の場合)
●法人事業者の場合
1.借入申込書
2.最新2期分の確定申告書・決算書
3.試算表(決算後6ヶ月以上経過している場合)
4.見積書(設備資金を申し込む場合)
5.法人の登記簿謄本
6.不動産の登記簿謄本(不動産担保の場合)
●新しく事業を開業する場合
1.借入申込書
2.創業計画書
3.見積書(設備資金を申し込む場合)
4.法人の登記簿謄本(法人で開業する場合)
5.不動産の登記簿謄本(不動産担保の場合)
※生活衛生関係の事業を営む方は、都道府県知事の「推せん書」または、生活衛生同業組合の「振興事業に係る資金証明書」 が別途必要となります。
なお、借入申込書は、郵送することも出来ます。
ただし、創業者や独立開業者の場合は、できるだけ持ち込みましょう。
A面談
書類提出後、1週間程度で国民生活金融公庫より連絡があり、担当者と面談することになります。
面接では、次のような事項について、質問されることになります。
創業計画書又は事業概要書
決算書に基づきこれまでの事業の実績(創業後の場合)
借りた資金をどのように事業に活かして行くのか
どのような収支が見込まれるのか
どのように返済して行くのか面談時間は一般的に1時間です。
面談では、上手に答えることができないことも多いでしょう。
特に、創業したばかりの方の場合、お金を借りるのは、初めてのことだと思います。
ですから、面談の際には、素直に事業の状況をありのままに話し、希望を率直に伝えるのが良いでしょう。
その後、新規創業、飲食業や工場の場合には、担当者が来訪する場合もあります。
この時は、事務所の状況と面談の補足事項等、基本的なことを確認するのみです。
早ければ15分程度で終わります。
B審査及び融資
面談後、国民生活金融公庫の中で、審査があり、融資が決定すると通知と融資に必要な書類が送られてきます。
契約書など必要な用紙は国民生活金融公庫が用意してくれます。
あなたは、必要事項を記入し、押印するだけです。
そして、これらの書類を提出してから早い場合ですと、2〜3営業日で融資実行です。
融資されたお金が希望した銀行の口座に振り込まれます。
不動産担保の場合は、抵当権設定のために時間がかかりますし、保証人に書類を用意してもらうのに時間がかかれば、これよりも日数を要することになります。
ここで、気になるのが、面談後から何日くらいで融資されるのか?ということでしょう。
何日で、と明言したいところですが、これはケースバイケースです。
実際には、既に取引のある会社が借り換えする場合であれば面談の翌日に決裁が下りるケースもあるようです。
ただし、はじめて融資をお願いに行くようなケースですと、どんなにがんばっても面談後1週間で決裁が下りるのは難しいでしょう。
案件の内容や混雑の具合(年末や3月末は通常月より混雑します)により多少変わってきますが、私の経験上、借入申込から3〜4週間程度ですね。
ですから、国民生活金融公庫からお金を借りる必要がありそうだと感じたら、早めに申し込みをしておくことが必要です。
D返済
ご返済は原則として毎月払いです。
ご返済方法は、元金均等返済、元利均等返済、ステップ(段階)返済などがあります。
この手続きのなかでは、面談と提出書類の作成(特に開業計画書や添付する収支計画書など)が重要です。
民間の金融機関の場合、日頃から、預金などをして人間関係を築いて融資を受け易くすることも重要です。
しかし、国民生活金融公庫の場合には、そのようなことが一切ありません。
融資を受けることができるかどうかの大切なポイント。
それは、いかに面談と提出書類であなたの事業に対する熱意や計画性、または他社との差別化などを担当者に感じてもらえるか。
たったこれだけです。
たからこそ、国金や制度融資の場合には、事前の準備と面談が非常に大切なのです。
TO YOUR SUCCESS TOGETHER!
























